春、3歳児がひょろりとした苗を植えました。秋になり、2歳児すみれ組も収穫のお手伝いです。
畑に着くと、一面の緑の葉っぱに覆われた畑が広がっていました。まずはツルをよけて、いよいよ子どもたちの出番です。
「どこにあるの?」「大きいのがいいな!」と探す楽しさにわくわく。こうした気持ちが、事前の興味や探求心につながります。

収穫を通して育つ力
- 感覚と運動の発達
土の感触、芋の重さ、引っ張る力加減を体験することで、触覚や筋力、バランス感覚が育ちます。
手で掘る、全身で引っ張る、運ぶという動作は、粗大運動・微細運動の発達を促します。 - 社会性の育み
友だちと力を合わせてツルを引っ張ったり、職員とやり取りする中で、順番を待つ・協力する・感情を共有するなど、社会性が自然に育まれます。
掘り出したさつまいもは、「もっとおいしくなりますように」と願いを込めて、新聞紙にくるみ3週間追熟させてから食べる予定です。
子どもたちは「早く食べたいな!」と楽しみにしています。



自然に触れ、仲間と力を合わせる体験は、子どもたちにとって大切な学びです。
これからも子どもたちの「やってみたい!」を応援していければ幸いです。

