消防署の研修を受けた際、鍋から火が出た場合には保育園の消火器では勢いが強すぎて、鍋が飛ばされてしまい危険であることを教わりました。
そのため、私たちは小型の消火剤を使って天ぷら油の火を消す練習を行いました。
研修は、実際の火災を想定したシミュレーション形式で行われました。
まず、天ぷら鍋に油を入れ、火をつけました。炎が上がると、私たちの心臓はドキドキ「まずは落ち着いて」と職員同士声をかけあいました。
以前、通常の消火器を使った訓練を受けたことがありましたが、消火器の重さや、どのくらいの時間消火剤が出るのかを把握することは、実際の火災時に冷静に対処するために重要です。今回の研修では、小型の消火剤を使って実際に火を消す練習を行い、その重要性を改めて実感しました。
私の順番が来たとき、手が震えるのを感じました。インストラクターの指示に従い、消火剤のノズルを火元に向けて慎重にスプレーしました。消火剤が勢いよく噴出し、炎が徐々に小さくなっていくのを見て、ほっと胸を撫で下ろしました。
研修中、消防士は私たちに対して、火災が発生した際の初期対応の重要性を強調していました。また、適切な消火方法を知らないと大きな事故につながる可能性があることを学びました。実際に消火剤を使って火を消す体験を通じて、緊急時に冷静に対応するための自信を少しずつ身につけることができました。
この研修を通じて、火災時の初期対応の重要性と、適切な消火器具の使い方を学ぶことができました。今後も定期的に訓練を続け、万が一の際に備えていきたいと思います。